Crewでの青色申告のやり方

青色申告には、青色申告決算書と確定申告書Bが必要です。青色申告決算書はCrewから帳票を出力することができます。確定申告書Bは、国税庁のHPから帳票を印刷したものに、Crewに登録されたデータを転記をして作成します。

必要書類 青色申告決算書(全4ページ)

1ページ目 : 損益計算書(売上や経費を記入します。)
2ページ目 : 損益計算書の明細書(各月ごとの売上などを記入します。)
3ページ目 : 損益計算書の明細書(10万円を超える事業用品を購入した場合などはここに記入します。)
4ページ目 : 貸借対照表(バランスシート)その年の開始年度の資産と終わりの資産を書きます。

ちなみに、青色申告決算書には『一般用・農業所得用・不動産所得用』の3種類があります。通常は一般用の青色申告決算書です。
Crewでは一般用の青色申告決算書は出力することが可能です。
国税庁からの書類のダウンロード等の必要はありません。A4の白紙を4枚ご用意ください。
Crewで決算書を出力して印刷すると提出書類が作成されます。操作の詳細については、以下ご参照ください。

青色申告決算書 メニュー選択

メインメニューから【決算】、サブメニューから【決算書】を選択します。

青色申告決算書 青色申告決算書の作成

青色申告決算書とは、1年間分の収入と経費を集計し所得の金額を計算するためのもので、全部で4種類あります。
Crewに登録済みのデータから決算書に数値を自動で反映するものと、新たに情報を登録する必要があるものとあります。登録が必要なものは、下図のオレンジのボタンの項目です。

●1ページ目…損益計算書。1月1日~12月31日までの1年間分の収入と経費の金額を集計するためのもので、事業の収入経費の金額を科目ごとに記入します。Crewでは、日々の入力内容を自動で損益計算書に反映するので、記入は必要ありません。
1.事業所情報…決算書に記載する事業所情報等を登録します。

●2ページ目…1ページ目の損益計算書の詳しい内訳を記入するためのものです。
月別売上(収入)金額及び仕入金額に関しては、同様に自動で入力されます。
その他以下の項目に関しては、情報を登録します。
2.給料賃金の内訳
3.専従者給与の内訳
4.貸倒引当金繰入額の計算
5.青色申告特別控除額の計算

●3ページ目…2ページ目同様、1ページ目の損益計算書の詳しい内訳を記入するためのものです。
減価償却費の計算に関しては、Crewに登録されたデータに基づき自動で入力されます。
その他以下の項目に関しては、情報を登録します。
6.利子割引料の内訳…金融機関以外への支払利息などがある場合に入力します。
7.税理士・弁護士等の報酬・料金の内訳
8.地代家賃の内訳…地代家賃の支払先情報を入力します。
9.本年中における特殊事情

●4ページ目…貸借対照表です。年度末での資産、負債、資本の金額の内訳を集計するためのものです。
損益計算書同様、Crewに登録されたデータに基づき自動で入力されます。

以上の4枚の帳票に入力が終わったらPDF出力し印刷を行います。
これで、個人決算書は完成です。

必要書類 確定申告書B(全2ページ)

1ページ目 第一表 : 事業収入などを記入します。
2ページ目 第二表 : 源泉徴収税額などを記入します。
こちらは、『国税庁:申告書B【平成26年分以降用】(PDFファイル/461KB)』を印刷してお使いください。
記入方法については、以下でご説明いたします。

確定申告書B 第一表


※クリックすると画像を拡大します。

1:住所・氏名情報

住所・氏名・生年月日などを記入します。

2:収入金額等

(ア)~(サ)の各項目について、1年間の収入の合計金額を記入します。
例として、事業・営業(ア)については、以下の事業で得た収入金額の合計を記入します。
なお、経費は引かないでください。給与については、別枠(カ)給与に記入して下さい。

※営業等所得の該当する事業の種類
卸売業、小売業、飲食店業、製造業、建設業、金融業、運輸業、修理業などのサービス業
医師、弁護士、作家、俳優、外交員、大工などの自由職業、漁業など

土地や建物、不動産を貸していて地代や家賃の収入がある場合は(ウ)不動産に金額を記入します。

3:所得金額

1年間の所得について記入します。
例として、所得金額の(1)事業・営業等には必要経費や、青色申告控除の65万円を差し引いた金額を記入します。
各項目の記入方法の詳細については、『国税庁:所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き』をご覧ください。

4:所得から差し引かれる金額

各種、所得控除金額について記入します。以下、代表的な例をご紹介します。
(11)医療費控除:生計を共にする配偶者や親族の為に支払った医療費が、一定の金額以上ある場合に控除される金額を記入します。

(14)生命保険料控除:生命保険や生命共済などで支払った保険料がある場合に記入します。控除額は支払った金額によって変わってきますので注意が必要です。

(24)基礎控除:すべての確定申告者に適用される控除ですので38万円と記入します。

各項目の記入方法の詳細については、『国税庁:所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き』をご覧ください。

5:種類

種類は「青色」にマルをつけます。

6:税金の計算

(26)課税される所得金額:(9)所得金額・合計から(25)控除合計を引いた金額を記入します。
※1000円未満は切り捨てます。

(27)上の26に対する税額:(26)課税される所得金額に対して計算された税額を記入します。

(28)配当控除:特定証券投資信託、特定株式投資信託等の配当はある場合に控除金額を記入します。

(29)区分:試験研究を行った場合の所得税額等の特別控除等の適用を受ける場合に控除金額を記入します。

(30)住宅借入金等特別控除:住宅ローン控除と一般的には呼ばれているものです。
住宅借入金等を利用して家屋の新築や、購入、増改築をした場合に一定の条件を満たせば控除が受けられるというものです。

各項目の記入方法の詳細については、『国税庁:所得税及び復興特別所得税の確定申告の手引き』をご覧ください。

7:その他

その他の欄には既に差し引いている控除額を記入していきます。
(49)配偶者の合計所得金額:配偶者特別控除を受ける場合に、配偶者の平成26年分の合計所得金額を記入します。

(50)専従者給与(控除)額の合計額:事業専従者がいる場合にその給与額を記入します。

(51)青色申告特別控除:青色申告決算書から特別控除額を記入します。複式簿記で決算書を作成している場合に受けられる控除金額は65万円です。

(52)雑所得・一時所得等の所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額の合計額:
これは(44)所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額に記入した税額のうち、雑所得・一時所得等の金額に対する合計額を記入します。

(53)未納付の所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額:
給与等の支払者において未払の収入金額があり、その収入金額に対する所得税及び復興特別所得税の源泉徴収税額について、支払者において未納付のものがあるとき、その金額を記入します。

(54)本年分で差し引く繰越損失額
前年分から繰り越された損失額を平成26年分から差し引く場合で、翌年以後に繰り越す損失額がないときに、その
差し引く繰越損失額を記入します。

(55)平均課税対象金額
(56)変動・臨時所得金額
変動所得や臨時所得について、平均課税を選択する場合に記入します。

8:還付される税金の受取場所

銀行・郵便局の名称と口座番号を記入します。

確定申告書B 第一表

第二表には第一表で記入した項目(源泉徴収額、事業専従者、雑所得、各種控除の実際に支払った金額、扶養親族など)の内訳を具体的に書いていきます。

※クリックすると画像を拡大します。

1:住所・氏名

住所・氏名を記入します。

2:所得の内訳

取引先ごとの所得と源泉徴収額を記入します。

3:雑所得

雑書得・配当所得などの詳細を記入します。
※雑所得(〇〇組合、積立年金など)
配当(剰余金の配当、投資信託など)
譲渡所得(ゴルフ会員権や金地金、船舶、機械、特許権、漁業権などの資産の譲渡から生ずる所得など)
一時所得(賞金、懸賞当選金、生命保険の一時金、損害保険の満期払戻金など)

4:所得から差し引かれる金額

所得控除の詳細を記入します。
一年間で支払った合計金額で記入します。

5:事業専従者に関する事項

所得控除の詳細を記入します。
一年間で支払った合計金額で記入します。

確定申告のまとめ

Crewを用いた青色申告のやり方の説明は以上です。
先に作成した「青色申告決算書」と「確定申告書B」を合わせて、税務署へご提出ください。

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